プセウドクテニス Pseudoctenis







説明
ソテツはよく「生きた化石」と呼ばれますが、これはやや誤解を招く呼び方です。同じくらい古い植物群は他にもたくさんあり、現代のソテツの系統の多くが多様化したのは新生代に入ってからです。とはいえ、ソテツは中生代には確かに存在し、広く分布していました。最も一般的な化石属はクテニスとプソイドクテニスです。後者は明らかに別の系統を表しており、おそらくソテツ属とは遠縁ですが、その正確な関係性は不明です。
プソイドクテニスは自然な属ではなく、主にザミア科の初期のメンバーをまとめた寄せ集めの分類かもしれません。分類学的な曖昧さはあるものの、プソイドクテニス型の葉を持つ植物全体の化石が中生代から知られており、驚くほど保存状態が良いものがあります。代表的な例として、三畳紀のレプトソテツやホロザミテスが挙げられます。これらはソテツおなじみの姿、すなわちひし形の葉痕がある太い幹、プソイドクテニス型の葉の冠、中央の頂生球果を示しています。レプトソテツ・グラキリスなど、レプトソテツ・ヤンカオゴウエンシスやホロザミテスといった幅広い形態に比べて比較的細い茎を持つ種もありました。