メタセコイア Metasequoia

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分類

バイオーム
湿地湿地
発掘地

説明

「アケボノスギ(メタセコイア)」は、まさに“生きた化石”として広く知られる存在です。化石から発見され絶滅したと思われていましたが、20世紀半ばに中国中部の奥地で生きている個体が発見されました。驚くべきことに、現生種は白亜紀の祖先とほぼ同じ姿をしています。その名の通り、メタセコイアは真のセコイア(レッドウッド)に近縁です。

イチョウと同様、メタセコイアはかつて北半球に広く分布し、白亜紀後期から新生代初期の森林で重要な役割を果たしていました。化石となった森林は北米、ヨーロッパ、アジアで見つかっています。メタセコイアは数少ない落葉性針葉樹(秋に葉を落とす)であるため、厚い化石の葉層を形成することがよくあります。この季節的な特性は、古代の高緯度地域(カナダ北部やシベリアなど)の日照の少ない冬を生き抜くのに役立ったと考えられます。また、白亜紀にはパラタクソディウムやドラムヘレラなどの類似種も存在し、これらは近縁であった可能性が高いです。

現在、アケボノスギは孤立した渓谷にのみ生き残っていますが、この限られた分布域は好適な生息地というよりは、むしろ避難場所である可能性があります。歴史を通じて、メタセコイアは湿地や氾濫原、流れの緩やかな川岸など、水浸しの土壌を好んで生育していたようです。