ハイドロプテリス Hydropteris




説明
サルビニアは、浮遊性の水生シダの一種。今でも熱帯や亜熱帯の水辺で見られるよ。節ごとに変な三つ葉が生えていて、そのうち二つは水面に浮かび、もう一つは根っこみたいに水中に伸びて栄養を吸うんだ。仲間たちと同じく、小さなオスの胞子と大きなメスの胞子の二種類を作る「異形胞子性」って特徴を持っているんだ。
サルビニアみたいな絶滅シダの化石(HydropterisとかDorfiella)が、北アメリカの白亜紀後期から見つかってるんだ。これらの古代シダは、サルビニアっぽい葉と普通のシダの葉をあわせ持っていて、ちょっと変わってる。今では、一部の学者さんたちがこれらを「ドルフィエラ」ってまとめて、現生のサルビニアに至る進化の途中の姿だと考えているよ。
白亜紀のこれらの水生シダは、湖や沼、氾濫原で育ち、今のサルビニアみたいに水面にびっしりと浮かんでいたんだって。中には、根を張る陸上植物と完全に浮く水生シダの間の姿を残しているものもあって、サルビニアの変わり者ライフスタイルへの進化の途中がちょっと覗けるんだ。